Reading総論と、英検準2/2級ルート

総論

Rリーディング、Lリスニング、Wライティング、Sスピーキングで負荷の違いはR>= L>>> W = S。Rが英語の基本であり、Lは耳でやるのがきつい。WとSは英検向けの対策法を知っていればRLよりかなり少ない時間で合格点に乗る。

Rリーディング総論①②

まずは英語の基礎となるリーディング

①「英語が読める」とは?

【point】長文の速読とは言っても文の1つ1つをしっかり理解する。

単語1つ1つの意味を理解(=単語暗記)
→文中の単語が”なぜその順番か”理解(=文法)

【英語の鍛え方】簡単な文で、右から左に流れるように読む(暫定的に脳内日本語訳の実況中継)

1.英語を英語のまま理解
2.目の行き来がないよう左から右に一直線
※最初はスピードより単語のリズムを意識

【具体的練習】音声教材で慣れる。
1文や文章の音声と同時に、英文を目で追う
→強制的に右から左に読むことになり、その練習になる。
※再生速度を徐々に早くする(1→1.5→1.75→2.0倍速)
※音声と同速度で目で追って文の内容を把握できるようになれる。

さて、この「英文を左から右にスムーズに(=スラスラ)理解」のための訓練法は以下。

②読めるようになるために

【単語】→単語が繋がって【1文】→文が繋がって【文章(1段落)】→【文章(1段落)】が繋がって【長文】
つまり勉強手順は、⓪単語暗記は単語帳でやりつつ並行して
『a【単語】の正しいつながりを知り
A【一文】をスラスラ読む(文法)
→b【文】の正しいつながりを知り
B【文章(一段落)】をスラスラ読む
→c【文章】の正しいつながりを知り
C【長文】をスラスラ読む』
スラスラ=英文を(目が行ったり来たりせず)左から右へ内容を把握すること。
※英検2級レベルの長文問題であればb’(かc)までで合格点は余裕で乗る。

以下は②『 a, A, b, B, c 』の概要を知るための動画URL

C(【長文】スラスラ)は英検2級レベルではやらなくて良い(準1レベル~)???
C;スラスラ【文章】を読む速度をあげるのはもちろん、”読解力”教材としては〈導入〉西きょうじ長文の標準後半部or応用前半部(計5動画くらいで良い)〈読解〉「山添玉基Y’s factory&佐藤ヒロシ真相55 」→(ここに行く前に解答・練習をやって、のちまだ必要なら)「読解グラマティカPart1&太の読解アプローチ」or「東進太講座」〈小説〉ヘミングウェイで学ぶ英文法①②〈解答〉桜井着眼点〈練習〉登木実況①②、西きょうじ情報構造、小貝の上智大英語◯ヵ年、長文テオリア

Rリーディング具体

⓪単語暗記は単語帳でやりつつ並行して『a【単語】の正しいつながりを知りA【一文】をスラスラ読む(①文法)→b【文】の正しいつながりを知りB【文章(一段落)】をスラスラ読む→c【文章】の正しいつながりを知りC【長文】をスラスラ読む』(再掲)

これに基づくと、英検2級に向け本章リーディングで勉強すべき内容は以下のだと導ける。

⓪単語/熟語(=イディオム)、①文法、②短い長文=【文章(1段落)】
※800字以上かつ現代文的設問がある準1級~は③【長文】も。

以下ではディクテーションをディクdicと略す。
⓪;ひたすら赤シートを上下させ、【単語】を(基本的には)目視で覚えるのみ。
①;覚える、【一文】に慣れるの2段階が必要だが、一般にinputとoutputを同時に行うことで効率よくものごとは身につくので、そうできる教材を選ぶ。
②;いくつか用意する【文章】を読みまくり音読&dicしまくる!ことで【文章】に慣れる。

ひたすら赤シートを上下させる。ここがボロボロだとせっかく積み上げる【単語】→【一文】→【文章】(→【長文】)もグラグラになる。
以下のaは、見て覚えては頭からいくつか抜けていて、また見て思い出しては…を繰り返す。(7回思い出すと定着するらしい)
b,cは赤シートではなく音声と一緒にdicしまくる。

⓪【単語】/熟語
a中学シス単、b DUO3.0(例文部分)、c速単必修(長文部分)

  • a赤シート暗記&音読、bc音読&ディク シャドーイングは???
  • a,bは倍速~の各20+30分で毎日、cは1.5~1.75倍速推奨
  • a20、b30、c5分 /日 [速度調整換算]

【単語】&【文章】慣れ&リスニング&【一文】反射outputまで可能
※※abで熟語は合計水準くらいはカバー

a;基本的な英検2級までの単語熟語が揃う。中学英単語
b;文法問題集せずとも、基本例文が分かってれば文法問題は「解けてしまう」。英検2級(=高校範囲)の単語暗記かつ【一文】慣れ用
c;【文章】慣れ用

※LEAPという単語帳があり、各【単語】の使用例やイメージの説明が詳しい。これを入れこむ手もあり、周回するのはabcでも、LEAP2冊に目を通すことで「覚えやすさ」「理解」

覚える、慣れるの2段階が必要だが、(【一文】の) inputとoutputを同時に行うことで効率よく身につくので、そうできる教材を選ぶ。

①文法 ; 前から英語を感覚的に生成、読解等する能力の育成
a:FACT BOOK(特典動画&例文) &b:大西泰斗ムック本3冊

  • input; a動画(とb)
  • output; 「a例文」と「⓪b:Duo3.0(例文)」の音読&dic

※bの は中学版シス単+DUO例文でこと足りるから不要
→過去問の文法問題で解けるか確認し、合格点無理ならc:富田の英文法ver1を追加

bは、input時のa動画の解説が理解できないところの補足、b黄緑は語彙系だから、熟語等の補強用。

a;動画だけ一気に見て復習効率に問題がないなら良いが、例文は確認するので、結果的に書籍があった方が良い。
※「a動画」でinput▶︎その知識を「a例文」と中学シス単・DUO例文のov周回で並行outputして染み込ませるが、そこで抜けるものの確認用に書籍版があると便利くらい。

b;a動画でinputは全て終わらせたいが、" 動画としての説明 "だけでは解説が少ない部分があるから、bの方も聞いておく方が、「イメージは分かったが、そのa動画の知識がスラスラ読みに繋がらない…」という事態は避けられる

何度も言うように、ここでは【一文】にできるだけ早く慣れたい・染み込ませたい。その手段として徹底的にinputとoutputを繰り返しまくる。

いくつか用意する英文を読みまくり音読&dicしまくる!ことで【文章】に慣れる。

②短い長文=【文章】
上記の⓪c速単必修(長文部分)の音読&dic

  • 短い長文が50個ほどある。

※この英文の構造が難しくて読めない場合、#「西きょうじの2動画(①、②)」視聴しつつcを消化。動画なしで自力で読むのではなく、動画の付録として書籍を並行して把握する。
※大西泰斗のFACTbook+ムック本でも、地頭あると、その構造を「把握出来てしまう」タイプが居るから、必要かは、やってみないと、分からない

#;①文法でやるFACT BOOK動画の知識を、西きょうじで整理/ブラッシュアップする必要がある人も居るが、要らないかどうかはやらなければ分からない

Lリスニング総論&具体

「英語が聞き取れない~~(;O;)…」という悩みはよくあるが、そもそも文を見てさえスラスラ(=戻らずに左から右に一直線)理解できない/音読できないような英文は、耳で意味を把握できるはずがない。
数多の数学教師

そこで、上記リーディング章の教材での度重なる「音読&dic」で英文の内容をスラスラ把握することはできるようにする。ここから、目でなく耳でもスラスラ一直線に把握できるようになるために追加で「シャドーイング」が必要である。

〇音読&dic
?、?、?

〇音読&dic&shad
速単長文、?、?

〇リスニング専用教材
英検の過去問以外はおそらく、余裕が無い

シャドーイングはshadシャドと略す。
Wライティング&Sスピーキング総論

WとSの心構え

君の役割は適当にやみくもに書かない話さないことはもちろん、書きたいことを書くのではなく、決まっている英語の常識の形式に無心で従って、点が引れない文のみを書く(話す)機械になることだ。己の本心の内容など要らない。

心を捨て英検のwriting, speakingをするたかしの絵

自分の心を捨て英検のwriting, speakingをするたかしの絵 / chat gpt 作

英検の英作文(ライティング)、スピーキングは減点方式なので、小学生の書いたような幼稚な内容でも(明確な間違いのある論理構成は勿論NG)、単語や文法的な間違いがなければ減点しようがなく、高得点となる。
多数の英検教材より

決して自我を持つな。君の役目は心を殺して英検での典型作文、回答会話を暗記パンの如く頭に叩き込み、試験会場では採点者が文句はつけずらいと推測される文字列を無難に生成、発声することだけだ。

さらに、WとSの問題は毎回似たような話題なので、暗記することはそこまで多くないのだ。手元にある英検2級対策テキストや過去問を見れば、リーディングとは暗記量が格段に少ないことが分かるだろう。

総論

一つ重要なのは、ライティングとスピーキングは単語文法が分かるだけでなくある程度慣れている前提でないと、まともに勉強できない。だから、

W、Sの勉強は『FACTbook・ムック本の”理解”を定着させるために、中学版シス単、DUOの例文を周回。』それが頭から作れるようになってきたら、始める。

また、演繹的な教材で1つ1つ積み上げている暇はないので、W、Sの教材は英検教材と英検過去問系のみで及第点+αにのせたい。(上記のように"WとSの問題は毎回似たような話題"なので、英検教材と英検過去問系のみでのせられる)
ディスコースマーカー系を大西金???で入れたら、上記の教材範囲で基本的には、喋れて書けるから、英検過去問系を終わってから追加できるかという問題に。

Wライティング総論&具体

ライティングに必要なスキルは①単語②文法③構成

①単語 を正しいスペルで書く必要があり、それは中学シス単とDUO3.0で基本的には対応。(余力があれば、LEAPで該当セーファーまで)

②Rの①文法FACT BOOK (&大西ムック)でやったのでW専用教材は要らない

③ディスコースマーカー系を大西金で入れたら、上記の教材範囲で基本的には、喋れて書けるから、英検過去問系を終わってから追加できるかという問題に。

Sスピーキング総論&具体

「留学するお金もないし英会話なんてできないよ(泣)」と思っているなら安心してほしい。英検2級のスピーキングは雑談ではなく、設定された絵や話題に典型文(≠自分の思想)を打ち返すバッティング練習に過ぎない。

(なので就活では「よくある留学、貧乏人の英検/TOEIC」といわれたりも…)

教材ルート統合(まとめ)

英検取得は言語学習なので、もちろん毎日やるもの。

〇a中学シス単、b DUO3.0(例文部分)、c速単必修(長文部分)

  • a赤シート暗記&音読、bc音読&ディク シャドーイングは???
  • a,bは倍速~の各20+30分で毎日、cは1.5~1.75倍速推奨
  • a20、b30、c5分 /日 [速度調整換算]
  • bは下記のように、【一文】=【単語のつながり】を意識して
  • cは、bがある程度軌道に乗ってきたら開始。Listening対策としてdicもやる。

これを毎日やる。寝るときに脳のシナプスが繋がり長期の記憶になっていくので、寝る前&起きた直後(朝食前)の2回 +日中のどこか

〇a:大西泰斗ムック本3冊& b:FACT BOOK特典動画(→過去問の文法問題で解けるか確認し、合格点無理ならc:富田の英文法ver1を追加)

  • 文法を知り、脳に染み込ませるためにinput,outputを同時並行
  • inputで「aを進めながら該当するb動画を見る」
  • inputで得た知識のoutputとして「a:ムック」と「⓪b:Duo3.0(例文)」の音読&dic。これで【一文】に慣れる。

〇(W,S教材)

  • 上記のムック&FACT BOOK動画 が??割ほど固まれば開始